私が健康のために実践している事
近年は健康のための運動や食事、睡眠に関連した情報を本やインターネット、SNSなどでたくさんの情報を得られるようになっていますね。
ただ情報がありすぎるあまり何が自分に合っているのか迷われる方もいらっしゃると思います。
私の院に来てくださる方の中でも、運動やストレッチ、日常生活のご相談を頂きます。
たくさんの情報の中から、自分に合ったものを見つけるには身体の知識と自分自身の身体の状態を知っておく必要があります。
そんな中でも誰にでも当てはまる健康知識のお話を致します。
どれも誰にでも当てはまる基礎的なものですがここをしっかりできると健康から離れることはないです。
反対にここを知らないでいると色々な情報に翻弄され気付かないうちに良くないことをしてしまったり、逆に体にとって悪いことをしてしまい、体を壊してしまうこともあります。
ぜひ、健康の基礎知識を知って今後の生活に活かして下さい。
①睡眠の基礎知識
睡眠は健康の一番基本になります。睡眠時時に体のあらゆる機能が回復すると言われています。
皆さんは睡眠時間はどのくらい取れていますか?
夜中に起きたりして再度寝たり、昼寝の時間などは抜いて、続けて起きずに寝ている時間が7時間以上が理想です。
日本人は世界と比べると睡眠時間が短かったり、不眠症の人が多いいというデータがあります。
ただ睡眠は体の回復を図るためにとても大切です。
睡眠時の前半と後半で役割が変わります。睡眠の前半では脳や体の回復の時間になり、後半で脳や体の整理の時間になります。なので続けて7時間程度睡眠を取ることが大切です。
もう一つ大切なのが睡眠時の寝姿勢です。
血流を良くし回復力を高める寝姿勢の理想は仰向けです。
横向きで寝てしまうと肩が圧迫され血流が悪くなってしまったり、膝や股関節を曲げて寝ることで筋肉が硬くなり血流が悪くなってしまいます。
うつ伏せで寝てしまうと、腰や首に力が入ってしまい筋肉が硬くなり血流が悪くなってしまいます。
なので仰向けで力を抜いて寝ることで血流を良くし回復力を高めることが一番理想です。
仰向けで寝た時に腰や背中が浮いてしまう場合は、力を抜いてリラックスして寝られるように腰の奥の筋肉や肩の奥の筋肉を柔らかくすることが必要です。
②水の基礎知識
人間の体は新生児だと80%、成人だと55%〜60%が水なのでほぼ体は水でできています。水は血液や栄養を運ぶ他、体の中の老廃物を流したりする重要な働きをしています。老廃物には、痛みを引き起こす疼痛物質、炎症を引き起こす炎症物質が含まれています。溜まらないように代謝をよくしていきましょう。
水の量は毎日2ℓ摂ったほうがいいと聞いたことがあると思います。実際には体重×4の水分量を取ったほうが良いです。
③ストレッチの基礎知識
ストレッチは大きく分けてやり方によって二つの効果があります。①筋肉を緩める効果②動く前に筋肉に力が入りやすくする効果があります。
そのため目的に合わせて、ストレッチのやり方を変えることが必要です。
①筋肉を緩める時は20〜30秒間伸ばし続けることが大切です。
②筋肉に力を入れやすくするためには、瞬発的に筋肉を伸ばすことが大切です
ストレッチをしても効果を感じられない場合は、効果が出る前に辞めてしまっているor正しいストレッチができていないorストレッチをする場所(体の部位)が違うなどのどれかです。
継続して、正しいストレッチを行うことが大切です。
④運動の基礎知識
運動をすることは筋肉を硬くすることになります。ですので極端な話ですが、運動前後にはストレッチを入れなければ筋肉を固めるだけになってしまいます。
運動もランニングのように走らなくても歩くだけで十分です。ゆっくり歩くことが重要です。ゆっくり歩くと、神経の興奮が抑えられ、リラックスできます。とにかくゆっくり前のめりにならないように心がけてください。
時間や歩数はお身体の状態に合わせて行うことが大切ですが、目安としては一日3000歩以上、できたら6000歩以上歩けると股関節周りの筋肉が動くように歩けると、筋肉が落ちにくくなります。逆に3000歩未満ですと筋肉が落ちやすくなってしまいますので、3000歩以上歩くように意識してみて下さい。
まとめ
「睡眠・水・ストレッチ・運動の基礎知識」はいかがでしたか?
普段私が健康のために実践、意識していることをまとめてみました。
健康の基礎ではありますが、日々の積み重ねがご自身のお体を作っていきます。
一つのことを突き詰めていくことも大切ですが、まずは広く浅くでも良いので実践してみて下さい。
実践して健康で、趣味が楽しめるお体を作って下さい。